「霧のベイカー街」な話

 リック・スプリングフィールドが久々に新作を発表するそうです。昔、「ジェシーズ・ガール」や「ドント・トーク・トゥ・ストレンジャー」なんか良く聴いた物でしたが懐かしいですねえ。しかも全曲カヴァーですか。
 
 どんな曲をカヴァーしてるのかなと曲リストを眺めてみるとその中に気になる曲が1曲入っています。「霧のベーカー街」?これってあのジェリー・ラファティの78年に大ヒットしたカヴァー曲なのでしょうか?

 1978年と言えばジョン・トラボルタ主演の映画「サタディ・ナイト・フィーバー」が公開されディスコブームが頂点を迎えた年でした。同名サントラ盤も売れに売れて2枚組みにもかかわらず全米のビルボード・アルバム・チャートを24週間連続で1位を独走、シングルでも当時絶頂期のビー・ジーズがファミリーでチャートを席巻していました。

 そんなディスコサウンド最盛期の中で「霧のベイカー街」の哀愁を帯びたイントロのサクスフォンと霞がかったサウンドからこぼれるような温かみのあるボーカルがとても心地よく聞こえていた記憶があります。こいつはいい曲だヒットするのではないか。

 速攻でシングル盤を購入し解説を熟読。「元スティーラー・ホイールズのジェリー・ラファティ?そんなグループ知らないなあ」と言うのが最初の感想でしたが、未だにスティラー・ホイールズって全然知らないのでご紹介できません。(それもそのはず、本当はスティラーズ・ホイールが正しい。知らないことには変わりないが・・・)

 「霧のベイカー街」は見込みどおりチャートを急上昇、2位までまで登りつめましたがそこで6週間とどまり1位にはなれませんでした。1位にはビー・ジーズの末っ子アンディ・ギブの「シャドウ・ダンシング」が7週間に渡って君臨していたのでした。しかもこの曲は年間チャートでも兄の「恋のナイト・フィーバー」を抑えて1位になっていましたからタイミングが悪すぎました。世が世なら(?)1位間違いなしだったのに・・・

 まあ、そんなチャート上の悲劇はありましたがこの曲が素晴らしい作品であることにまちがいはありません。今でも時々聴きたくなることがありますが残念なことに音源が当時購入したシングルレコードしかありません。

 世がCD時代になったため私のアナログプレイヤーは使わなくなったのとかさばるので行方不明になっています。どうも引越しの際に捨てられてしまった可能性が高いので現在は再生することができません。

 自宅の再生システムがCD化したときにアナログレコードをCDへ切替(つまり買いなおしだ)を始めましたが資金が無限にあるはずも無く当然、重要度の高い物からCD化し、時にはオリジナルアルバムを断念してオムニバスで我慢などと妥協もしてきましたがシングル作品にはなかなか手が回りません。

 この曲については一応CD化予定で曲名検索し映画「グット・ウィル・ハンティング」のサントラ盤に収録されているのをチェックしてありましたが「1曲のために見たことも無い映画のサントラを購入するのはどうか?」と悩んでいるうちにカタログから消えてしまいました。

 まさに「一瞬の光陰、軽んずべからず」?違うか?「後悔先に立たず」といったところでしょうか?
最近この曲がどうしても聴きたくなり話題の音楽配信サイトのアップルストアー(あいちゅーんと言うらしい)へ行き検索してみたところ有りました有りました。流石100万曲(10万曲だったかも・・・)収録は伊達ではありません。

 早速、試聴させてもらうと懐かしいサクスフォンのイントロが聴こえてきました。「おお、これこれ」と感動に浸ったのもつかの間、一向に歌が始まりません。延々とサックスのソロが流れ試聴時間が終了してしまいました。

 その後、調査しましたところこの楽曲はアルバム収録のロングヴァージョンだったためイントロがシングル曲よりも長いことが判明しました。なんじゃそりゃー!

 おまけ

 「霧のベイカー街」は結局、アンディ・ギブの「シャドウ・ダンシング」を抜けず6週間の2位どまりという結果でしたが彼のアルバム「シティ・トウ・シティ」がビー・ジーズの「サタディ・ナイト・フィーバー」の連続1位記録を24週でとめたことによってファンは溜飲を下げたのでした。それにしても1位はその1週だけなんです。奥ゆかしいのでしょうか?チャン、チャン。

 City to City
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