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zoom RSS 「ルック・オブ・ラヴ」ABC

<<   作成日時 : 2007/02/24 01:08   >>

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 クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」がオペラ座だとするとこちらは池袋の地下劇場といった感じでしょうか?どちらが良いのかというわけではなく、どちらも私にとってはその時々の気分でものすごく聴きたくなる類の楽曲です。「ルック・オブ・ラヴ」については個人的にはとても魅力的な曲なんですが・・・。

 まず一聴して豪華な感じはしません。むしろ金管楽器とストリングスのアレンジがかえって薄っぺらい印象すら与えてしまっています。なんと言いましょうか本格的な(?)ロックぽさが感じられずなんとなくインチキくさい(これもロックの一面ではあるが・)香りがするんですよね。

 ヴォーカルの歌いっぷりがまたアレンジに負けずペラッペラです。歌詞が難解であるにもかかわらず一切深みを感じさせません。遠浅の海岸線を歩いているようです。なんかこう調子に乗りすぎているような印象を与えるのも気にかかります。

 とまあほとんど悪口のようなことを述べておりますが私にはそんなつもりは一切ありません。私にとっては頻繁に聴きたくなる曲の一曲になっているのです。だったら褒めておくのが筋でしょうが、音楽(狙い)のつくりは完璧なんだけど歴史の残る傑作とか次の世代に残したい名曲ではないという確信もあるのでそうするつもりは一切ありません。ファンの方、ごめんね。

 この曲に惹かれるのは「人生は崇高な物でなくてはならない」という思い込みに冷水を浴びせてくれるところにあります。実際の人生において全ての人が常に高い使命感とか倫理観とかをもって真摯に生きていけるわけでは無いと思います。時には浅はかな考えに陥ってしまったり、感情的に人をなじってしまったり浅慮と後悔の連続である方が多いのではないかなあ?私は「後悔、後を絶たず」ということが多いです(苦)。

 それ程でもない人生のひと時にそれ程でもない生活をおくるだけならそれ程でもない気分の時に聞きたい歌があってもいいと時には思うわけ・・。そんなときには別にベートーベンの交響曲第九番「合唱」が聴きたいわけじゃない・もっと切ないもので十分でしょう。今のこの沈うつとした気分を晴らしてくれるだけで十分なのです・・・。同感がほしいだけなのかもしれません。

 歌詞に「彼女が君を捨てて歩道に置き去りにしたときは、君の夢がばらばらに砕け散ってしまったときは、君の生きる理由は?君の生きる理由は?その質問の答えは分からないそんな事は僕に聞かないでくれ。知っていたら教えているよ。自分の為に探すんだ」てな部分があります。その歌詞に「答えはいつも分からないものなんだよなあ」と妙に納得するのです。

 どうすれば良いのか?何の解決策も見つからず、ただ現実がそこにあるだけの時。ただ耐え続けるか自分自身でなんとか打開してゆく他無いときに傍らにあってくれれば精神の避難場所になってくれそうな曲なんですね。だいたい「生きる理由」なんて正解とかないでしょう。答えなんか出せるわけ無いじゃない・・ねえ?

 この曲は仕事や人間関係、突き詰めていくと人生の有り方について真正面から向かいすぎている人に対して「人生には浅はかな部分もあるんだよ」と教えてくれているような気がするのです。私だけかもしれませんが何度この曲に救われた事か・・ありがとうマーティン、あなたの歌の助けもあって私はまだ生きています。(ちょっと大袈裟すぎるかな?)

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