「ジョニー・B・グッド」

 何気にテレビを見ていましたら日本テレビのジングルが変わっているのに気付きました。2月になってからのことなのでもしも正月から変更になっていたとしたらいかに自分がテレビをちゃんと見ていないか証明されたようなもので少々恥ずかしいような気もします。

 さて、ジングルですが昨年までは「日テレ、チンッ」と目覚まし時計のようなキャラクターが時計の頭部にあるタイマーを止めるといった図柄でしたが、今回は「日テレ、ゴー、ゴー」に変わったようです。残念な事に映像の内容までは記憶していません。確か何回かは目撃したのですが・・・やはりテレビを眺めているだけのようで映像が思い出せません。日テレさん、ごめんなさい。
 
 で、音だけなんですけど使用されていたのが(多分)チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」です。懐かしいと言うよりは相当に古典的な作品ですが多重録音が当たり前な昨今ではシンプルな音源がかえって新鮮です。何の工夫も無く「郷ひろみを起用する」というベタな方法もあったかもとは思いますが・・ホントにやらないでね。

 ロック生誕の年には諸説ありますが1955年のビル・ヘイリーと彼のコメッツの作品「ロック・アラウンド・ザ・クロック」の発表からというのが多いようですね。説によっては51年にメンフィスで録音された「ロケット88」がロック&ロ-ルの最初の曲というのもあるようですがビル・ヘイリーの曲がロック・ミュージックを全米へそして全世界へと発信したという業績からそのような事になっているようです。
 
 チャック・ベリーの初ヒット「メイベリーン」はちょうどこの55年に出しています。すなわちロックの黎明期には既に本流にいた元祖とか本家にも似た存在です。そんな家元には多くの名曲があります「ロール・オーバー・ベートーベン」や「ロックン・ロール・ミュージック」あたりがビートルズのカヴァーで有名ですが代表曲というとこの「ジョニー・B・グッド」ではないでしょうか?
 
 私の場合ですとビートルズ以前の楽曲についてはビートルズのカヴァーで楽曲やアーティスト名を知る事が常なのでチャック・ベリーについては前述の2曲で知りました。残念ながら「ジョニー・B・グッド」は公式発売されたアルバムには収録されていませんでしたので「BBCライブ」がでるまでは知らなかったのです。
 
 この曲を最初に聴いたのは多分1985年くらいだったと思います。ちょうどマイケル・J・フォックス主演の映画「バック・トウ・ザ・フューチャー」が大ヒット中でその映画の中で主人公が演奏しているのを見たのでした。ご存知の方も多いと思いますがこの映画は主人公が過去へとタイムスリップする話でその過去というのがちょうどロック創世記の時代(1955年)なのでした。

 映画の中のパーティで実際にはまだ存在していないこの曲を演奏するシーンがあります。そこでのマーティ(役名)による演奏がこの曲の初体験だったと思います。このシーンでは演奏中に後のチャック・ベリーのステージで有名になるダックウォーキングやエディ・ヴァン・ヘイレンのライトハンド奏法まで披露してバンド仲間および会場全体をあきれ返らせます。
 
 主人公は85年からやってきてるので旧知のパフォーマンスのつもりでしたが55年の人間にとっては斬新過ぎたというオチなのですね。ちなみにこの演奏を聴いていたバンドのギタリスト(怪我のためマーティに代役を頼み舞台のそでにいた)が電話で従兄弟にこの演奏を聞かせるところも笑わせます。

「チャック、チャック!お前の探していた新しい音楽が見つかったぜ!!」というような台詞でした。いうまでも無く電話の向こうの従兄弟はチャック・ベリーでこの演奏を聴いて2年後の1957年に「ジョニー・B・グッド」が生まれたというわけ・・・手が込んでますね。

 2008年5月末の現在ではこのジングルの映像は本家の楽曲が使用されているだけではなく色々な人物が歌ったり演奏しているヴァージョンも登場するようになりました。これがなかなか楽しいので特に見たい番組が無いときはジングル見たさについつい日テレにチャンネルを合わせてしまっています。・・・

・・・・踊らされてる?

ジョニー・B.グッド~チャック・ベリー・ベスト・セレクション
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    Excerpt: 「ジョニー・B・グッド」 不思議の音楽館/ウェブリブログ Weblog: ルイヴィトン バッグ racked: 2013-07-10 07:59