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zoom RSS 「風のマジック」アメリカ

<<   作成日時 : 2008/10/05 23:31   >>

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 最近、クリストファー・クロスの「風立ぬ」がメキシコへ
向かうハイウエイを駆け抜ける砂漠の砂でざらついた
疾風みたいなたとえで紹介した記憶がある。

 同じような疾風でもアメリカの「風のマジック」は少々
味わいが違うように感じます。まあ、曲調からくるもの
かと思うのですが前者の方が明らかに高速な感覚で
より強い感じでしょうか。

 どちらが優れているということではありませんがアメ
リカの楽曲の方がやさしく涼やかに聴こえますね。

 アメリカはジェリー・ベックニイ、デューイ・バネル、ダ
ン・ピークの3人が英国のロンドンズ・セントラル・ハイ・
スクールで出会って結成されました。

 英国で結成されたのになんでアメリカなのかというと
彼らの父親は皆アメリカ軍基地に勤務していたので実
はアメリカ人なのでした。

 実際には永らく住んでいない母国への郷愁があった
と思われます(ロンドンのパブにみられたアメリカーナ・
ブランドのジューク・ボックスからという説もある)。

 そしてクループはアコースティックな方向を目指し自分
たちで曲を書き始めやがてワーナー・ブラザーズ・レコー
ドとの契約にこぎつけます。

 最初のアルバムを録音する頃にはロンドンではライブ
活動をしていた為結構有名でしたが肝心の本国アメリ
カではほとんど無名の存在であったようです。

 そのファーストアルバムからのシングルがかつて少し
の間だけ住んだ事のある母国アメリカへの想いがイン
スピレーションとなって生まれた「名前の無い馬」(72
年、米3週1位)です。

 この曲を皮切りに彼らのアコースティック・サウンドは
本国で受け入れられ75年の「金色の髪の少女」あたり
までが結果として全盛期でした。

 翌76年メンバーのダンが抜け、アメリカはデュオにな
り音楽活動を続けるもののなかなかヒットにが出ませ
んでした。

 そんな中82年アルバム「風のマジック」からのシング
ルがこの曲で同年ビルボード誌で8位にまで上がるヒ
ットを記録しています。
 
 当時は日本ではAORがブームとなっていて米国での
ヒットにあわせてFMなどで結構かかっていました。レコ
ード会社の方もブームに乗っけようと売り方にたいそう
工夫していたように思います。

 例えばこの曲のシングルジャケットはアルバムと同じ
ジャケットを使用しています。それは天然色のどでかい
アメ車にパームツリー、抜けるような青空といったいか
にも西海岸風、ウエスト・コートサウンドやAORを連想さ
せるようなジャケットを使用しているのですが、これがイ
メージ戦略というやつなのですね。

 米国仕様の輸入盤ジャケットを見ると「草原にぽつん
と置かれたソファーに2人が座っている」という都会的な
佇まいからはかなり離れたものになってます。

 曲も確かにAORっぽく聴こえはしますが良く聴くとあ
んまり都会的ではなくてむしろカントリーフレイバーが
漂っているように思えます。

 草原を吹き抜ける風といった感じがするのは彼らの
音楽がデビュー当時と同じ方向を向いているからで
はないでしょうかねえ。

 この曲は「風立ぬ」(ライド・ライク・ザ・ウインド)と異
なりタイトル名に「ウインド」がありません(「ユー・キャ
ン・ドウ・マジック」が原題)。

 それでも「風のマジック」という邦題がしっくりくるの
は彼らの表現する音楽そのものから同調できるイメー
ジに起因してるように思うのです。

 この曲もいまだに車で良く聴いています。イメージは
大草原のハイウエイを法定速度で快適に走るコンパ
チブルのスポーツ・カーといったところかなあ。


ザ・デフィニティヴ・アメリカ(ベスト)
ワーナーミュージック・ジャパン
2001-07-25
アメリカ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは
私はアメリカの風のマジックは最初にFMで聴き始めた洋楽のヒトツです。
すごく印象に残ってますね。ダイアトーンポップスベストテンとかからも流れていましたよ。
どうしてもこの曲を入手したく、しばらく日本ではこの曲を収録したCDが無かったので輸入盤を買いました。
今でもよく聴きますよ!
ウッドエイトのマスター
2008/10/06 05:25
こんばんは、ウッドエイトのマスター様
あー、ありました、ありましたね。タイアトーンポップスベストテン!私も良く聴きました。土曜日の午後2時頃でしたっけ?ちょうど前後の番組で歌謡曲(古)のベストテンもやっていたような気がします。あっ、でも地方なのでプログラムとか違ってたかも・・・。
この曲については「ウイ・ラヴ・80s」というコンピレーション盤で入手しました。ベスト盤は「アメリカの歴史」しかなかったですからねえ。
不思議の音楽館
2008/10/07 01:02

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