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zoom RSS 「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」ビートルズ

<<   作成日時 : 2008/11/30 23:09   >>

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「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」
はしばしばビートルズの最高傑作とか歴史的金字塔とか
言われるアルバムです。

 実際のその通りなのかどうかは評価が分かれるところで
すがロックミュージックにとってエポックメイキングとなった
作品である事は間違いありません。

 そんな重要作品の最終曲、グランドフィナーレを飾るのが
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」です。作品中では架空バンドの
ライブというトータルコンセプトアルバムのアンコール曲と
位置づけられています。

 ビートルズの楽曲の大半はレノン&マッカートニーとクレ
ジットされています。これは文字どうりメンバーのジョン・レ
ノンとポール・マッカートニーの共作を意味します。

 実際のところはどちらかが主となってつくっても、あるい
は完全に一人のみでの作品でもビートルズ名義で発表
する時は「レノン&マッカートニー」とクレジットする約束が
あったみたいで事実上の作者はリードヴォーカルを取っ
ているほうといわれていますね。

 この曲はサージェントの録音中に「ジョンの作品によけれ
ばポールの作品を挿入してみたらどうか」という提案でで
創作された文字どうりの共作です。

 とは言うものの元来違う曲を一つにまとめるわけですから
録音は大変に難しいものであったようです。問題になった
のは曲のつなぎ目の違和感をどう処理するかというもので
した。

 これについては「へヴィなリズムで繋げる」ということになっ
たのですが具体案がポールの「オーケストラを狂わせたい」と
いうアイデアを譲らなかった為、プロデューサーのジョージ・マ
ーティンがだいぶ苦労することになったのでした。

 そりゃあフルオーケストラに24小節間「狂ってくれ」と指示し
ても困惑する事は明白でしょうから。

 で、互いに妥協してジョンとポールで基本的なスコアを書き.
比較的静かな音から始まる悲鳴音の寄せ集めにしようとした
のだが(マーティンはオーケストラを42人に編成にした)これが
ただの雑音に・・・。

 結局、マーティンが各パートの24小節の最初の所で楽器の
最低音、節の終わりの所で最高音のスコアを書き、その2つの
音の間で「やさしくスライドせよ」とか「少しずつ演奏せよ」という
指示を書く羽目になったようです。

 その上で、レコーディング時には演奏者たちに次第に音が高
くなるよう」教え、木管楽器の演奏者たちには必要と感じたとき
いつでも一息ついてよいという指示をして演奏上はこれで完成
をみました。

 更に演奏時に異様な雰囲気をかもし出すべくジョンとポールは
友人たちを正装させて招き、オーケストラの面々にはカーニヴァル
の装飾品を配布するという行為に出たのでした。

 その結果が現在曲のつなぎ目とコーダへ向かう部分で聴くこと
が出来る不安感をあおるような間奏部分なわけですね。

 曲自体はジョンの書いた部分が大半を占めているのでその歌
詞と彼の声がトリップ感を印象付けます。

でもね、何度も聴いていると何気ない一日の情景を切り取っただ
けのように聴こえるポールの歌詞の方が日常の中に潜む狂気を
表現しているようでかなり怖いですね。

 じっくり聴いてみてはいかがでしょう。一応「サージェント・ペパ
ーズ」を聴くのがお勧めですが、効果音がかかっているので純粋
に「音楽だけ」を聴いてみたければ青盤のベストに収録されている
ヴァージョンがイントロのギターがはっきり聞こえてGOODです。


サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
EMIミュージック・ジャパン
1998-03-11
ザ・ビートルズ

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この曲は本当に何回聴いてもかっこいいですね。
中間のオーケストラがどんどん高音に伸びていく感、その後のリズムテンポ。最後の不協和音てき終了。
やっぱ二人は天才ですね。
ウッドエイトのマスター
2008/11/30 23:47
こんばんは、ウッドエイトのマスター様。
レノン&マッカートニーは最高のソングライターチームだと思います。こんなに巨大で異なる才能の2人が同じクループにいて曲を書くなんて・20世紀の奇跡の一つでしょう。
不思議の音楽館
2008/12/02 01:01

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