「ベティ・デイヴィスの瞳」キム・カーンズ

キム・カーンズといえばこの曲が代表曲だと思う。それで
ちょっと人物について調べてみたりすると本業がカントリ
ー・シンガーだったりするのだ。

いや、まったく知らなかったわけではありません。例えば
カントリーの大御所であるケニー・ロジャーズとデュエット
していたりしますから有る程度の予備知識はありました。

「荒野に消えた愛」(80年、4位)だっけ?ソロでも「モア・
ラヴ」をヒットさせてますし・・もっともこの曲はミラクルズ
のカヴァーだからソウル色が見え隠れしますけど。

でも、ま・基本的には声質がかすれ気味でボニー・タイラ
ー(当時、女ロッド・スチュワートと呼ばれた歌手、「愛は
哀しくて」のヒットあり)に似ていたのでロック系統の歌手
だと思っていたのです。

そして「ベティ・デイビスの瞳」もカヴァーだったんですねえ。
調べて判明した事実でした・・知らなかった。てっきりオリ
ジナルかと思った。

手持ちの資料によると作詞はドナ・ワイス、作曲はジャッ
キー・デシャノンとなっており、楽曲は75年のデシャノンの
LP「ニュー・アレンジメント」に収められているそうです。

個人的には作者も知らなければオリジナルも知りません
ねえ。幸いなことに今では動画を探せば曲を聴きことは
可能です。

聴いてみるとデシャノンのアレンジはは完全にカントリー&
ウエスタンですね。TDLのカフェ・オリンズで演奏されていそ
う・・あそこはクレープの店なのでかえって解りにくいか?

この曲を歌うことになったのは作者のドナがカーンズのプ
ロデューサーであるヴァル・ギャレイに売り込みが成功し
た為だそうだ。

何でも前プロデューサーのジョージ・トービン(彼女をヒット
シンガーにした育ての親)はこの曲に乗り気ではなく取り
上げなかったそうです。

新プロデューサーの英断に感謝ですね。ディック・クラーク
による新アレンジも成功を収め曲は大ヒットします。

米ビルボード誌に81年3月28日付で80位にチャートインし
7週間後1位へ到達、トータルで9週間1位を守りました。

と書くと必ず「あれ?もっと長期間1位だったんじゃない」と
疑問に思う方がいるかもしれません。

私も各所でこの曲が「14週間1位になっている」旨の記述
を見かけていますから。

それは「5週間1位の後、返り咲きで続けて9週間1位にな
った」というものなのですがチャート本の表記かわかりにく
いために生じた誤解です。

多分チャート本にはこう書かれていたと思います。○印が
1位を獲得した週ということで・・・

ベティ・デイビスの瞳 ○○○○○
スターズ・オン   ○
ベティ・デイビスの瞳 ○○○○○○○○○

一見先ほどの記述の通りに見えますが2回目の○は最初
の5週分を含んでいます。毎週分で記載すれば理解しやす
いのですが例えばこんな感じ・・

ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳
スターズ・オン   
ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳
ベティ・デイビスの瞳

と表記すればわかりやすいのですがいかんせんページの
無駄遣いに思えますね。

そんなわけで9週間が正解。スターズ・オンさえなければデビ
ー・ブーン、オリビア・ニュートン=ジョンに並んで10週1位の
大記録だったのに残念。



Gypsy Honeymoon: Best of Kim Carnes
EMI America
1993-02-09
Kim Carnes

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great song ...
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