「エボニー&アイボリー」ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー

音楽史上屈指のメロディメイカーであるポール・マッカー
トニーと盲目の天才クリエイター、スティービー・ワンダー
の共演。

ちょっと考えられないくらいの豪華な顔合わせでした。

この前年には「エンドレス・ラヴ」でライオネル・リッチーとダ
イアナ・ロスのデュエットがありましたが明らかにこちらの
方が役者が上かと思います。

このニュースを聞いたのは確かNHKの報道番組か何かで
3月の上旬であったように記憶しています。

ちょうどPV映像が流れていて完成品の一部を見ただけで
したが興奮しちゃいましたね。

1982年発売後5週間でビルボードの1位に到達し7週連続
その座に君臨、年間チャート3位に輝く大ヒット曲になった
のです。

この曲はデュエット曲なので2人の共作かと思われがちな
のですがクレジットをみると作詞・作曲はポール・マッカート
ニーの単独作品なんですね。

で、楽曲ですが歌詞の方は「ピアノやキーボードの黒の鍵
盤と白の鍵盤は同じ楽器の上で調和しているのに何故私
達はそうできないのか」というありふれたといっては怒られ
そうですが、まあ、誰かが思いついていそうな歌詞です。

ただし、そのような歌詞を曲に載っけてレコード化し感動を
与える楽曲とすることは常人には出来ません。

歌詞が誰にでも思いつきそうな例えであるなら尚更でしょう。
まさしく天才のさせる業としか言いようがありません。

この曲はポールのアルバム「タッグ・オブ・ウォー」(82年)に
収録されており、このアルバムが成功を収めた為か以降、
様々なアーティストと共演するようになります。

しかし、2009年の現在に振り返ってみると商業的な成功と
思えるのはここまでで次回作ではマイケル・ジャクソンと共演
したもののアルバムセールスでは失速します。

アメリカでは共演した「セイ・セイ・セイ」が大ヒット(6週連続1
位)、英国でも表題曲の「パイプス・オブ・ピース」が2週間1位
とヒットしたのですが何でだろう?

いやいや実際にはこの後も「フラワーズ・イン・ザ・ダート」とか
ワールド・ツアーであるとか活躍は続いてゆくわけで過大な大
成功を期待しすぎたのだけかもしれません。

ポール・マッカートニーあるいは元ビートルズという金看板はあ
まりに重いのだと思います。


オール・ザ・ベスト
EMIミュージック・ジャパン
2000-10-25
ポール・マッカートニー

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この記事へのコメント

2009年07月28日 06:54
この作品は好きですよ。でもアルバムはジョンの死というのがセールスを押し上げたような気もするんですけどね。むしろ近年ではフラワーズ以降のほうがビートルズのイメージを抜けようともがいていたときより開き直った感があって好きなんですけどね。
2009年07月28日 21:48
こんばんは。

この曲は大すきでした。中学生のとき朝の情報番組で紹介されていたのを見て気に入りました。まだあまり洋楽に詳しくない頃だったのですが、ちょうどポールが40歳を迎えたとか言っていたのを覚えています。PVはポールとスティービー別々に撮影したのを合成したそうですが当時として画期的だったようです。この曲の12インチシングルは今でも大事に保管してあります。
2009年07月29日 00:03
こんばんは、ウッドエイトのマスター様。
ポールのビートルズ以後の活動についてはその多彩な活動ゆえ、微妙に好みの時期が分かれることと思います。ライヴ盤に関してだとビートルズの楽曲が多くを占める近年ものより数曲収録の「オーバー・アメリカ」の頃の方が好みですかねえ。これも微妙ですか?
2009年07月29日 00:11
こんばんは、かなやん様。
この曲は80年代でも屈指の名曲だと思います。82年は他にも「素直になれなくて」とか「青春の傷あと」とか良い曲が多かったのですが一身上の都合により82年発売のレコードは一切(本当に)持っていないのです。12インチシングルは大切にしてくださいね。今となってはお宝です。

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