「狂ったダイヤモンド」ピンク・フロイド

1973年に発売したアルバム「狂気」の圧倒的な大成功はグルー
プの次回作に対してメンバーに大きなプレッシャーとなッたであ
ろうことは想像に難くありません。

録音に9ヶ月を費やし恐るべき完成度を誇る前作に対して新作に
ついては身の回りにある日用品を使って音楽を生み出そうとする
試みが最初は行われたようです。

「完成度」に対するアンチテーゼみたいなものでしょうか?しかし
ながら数曲を試作したところでうまくいかずこのアイデアはあっさ
り頓挫します。

それでもレコード会社との契約もあってか新作を完成させねばな
ら無かったようで変わりに出てきたアイデアがグループの初代リ
ーダーであるシド・バレットへのトリビュート。



ダイヤモンド=シド・バレットという形式なんですが何で「クレイジー」
なのかというと色々な意味があるようで説明し難いものがあります。

彼がリーダーとして音楽的なイニシアティヴを握っていたのはデビュ
ーアルバムの「夜明けの口笛吹き」まででセカンドの「神秘」の録音
途中でグループを脱退しています。

脱退の原因は「おかしくなっちゃった」からだといわれていますが定
かではありません。芸術肌が強すぎたのかもしれません。

雑誌の記事によるとグループ在籍時にはライヴの間中ずっと同じコ
ードを押さえたままギターを弾いていたりと奇行が目立ったそうな。

脱退後にスタジオへ来て「良い曲が出来たから」と楽譜を置いていっ
たがメンバーが開けてみるとそこには何も書かれていない五線紙が
あったというエピソードも・・怖えェ!

ここまでくるとあんまりのも芸術的な素養が大きいのも考えものですね。

まあ、そんな背景を知らなくても楽曲自体はスケールのばかでさと演
奏は堪能できます。

前作の「タイム」を思わせるデビット・ギルモアのエモーショナルなギタ
ーサウンドが効いたサウンドはライヴでいっそう映えます。1曲にしては
かなり長時間の演奏ですが飽きることなく聴けますね。

完璧なサラウンドシステムが自宅にあるならDVDでの映像で楽しむのも
ありなんじゃないかと思います。我が家には無いけど・・寂しィ~。


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ピンク・フロイド

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この記事へのコメント

2009年09月15日 14:20
こんにちは、かなやんさんのブログ仲間のmickといいます。
かなやんさんちからさ迷ってきました。
私は、70年代の音楽ならミーハーに好きなものですが、80年代に入ると洋楽を聴かなくなりました、だから、かなやんさんちで80年代の洋楽は勉強させてもらっております。
さて、ピンク・フロイドですが、70年代を代表するグループにもかかわらず、あまり当事は効きませんでした。
今、改めて聞きなおしてるところなんですよ。
アルバム「狂気」や「おせっかい」は知ってます。
特に、「おせっかい」は、プロレスラーのブッチャーのテーマソング「吹けよ風、呼べよ嵐」があるので、知ってる程度とい知識です。
私のブログ仲間さんもピンク・フロイドファン多いです。
改めて、聴くとその良さもなるほど・・・って判るような気がしてきました。
2009年09月16日 22:45
こんばんは、mickさん♪いらっしゃいませ。
なにをかくそう「元気です」も時折拝見しております。
なるほど、やはり80年代の洋楽といえば、かなやんさんの「最高だー」ですよねえ。私もしょっちゅう出かけてますがいつの間にか更新されてたりするので油断(?)できません!フロイドの音楽は「原子心母」からはまってます。更に映像(コンサート)が良いとの評判ですね。
本文でも触れていますがブルーレイにマルチ・スピーカーによるサラウンドで聴いた日にゃそりゃあ最高なのだそうな♪(設備投資に幾らかかる事やら・・)

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