「アローン・アゲイン」ギルバート・オサリバン

英和辞典を引かなくなってしばらく経ちますが「シンクロ
ニシティ」は「同調」という意味だったと思う。

シンクロナイズドスイミングの演技から連想できるのでま
あ間違いではなかろう。

今回は気分に同調する曲についての話なのですが簡単
に言ってしまえばブルーな気分の時に聴きたい曲です。

不思議なもので悲しい気持ちの時に明るい感じの曲って
聴く気にはならないようです。今現在の気持ちに近い曲
を聴くのが心の慰めになるようなんですね。

秋だから・・・というわけではありませんが沈みがちな気分
にシンクロする曲ならギルバート・オサリバンの名曲「アロ
ーン・アゲイン」にとどめをさします。

「?」と思う方がいるかもしれないので少々補足しときます。

あくまで個人的にこの曲はただ単に「悲しい気持ち」の状態
の時に聴きたくなるわけではありません。

どちらかというと「悲しい」ではなくて「空しい」気分の時にイ
ントロのピアノ音が記憶に甦るのです。

今週の火曜日に従兄弟が癌でなくなりました。享年56歳、
今年の正月に彼の下の弟も同じ病名でなくなっているので
す。

五人兄弟の下から順番に亡くなるなんて・・・葬儀の席でい
つも思うのです、配偶者や成人した子供達はまあ良し(良く
は無いか)、伯母つまり在命中の彼の母親にはなんと声を
かければよいのかと。

人生に「諸行無常」を感じる時に心に響く歌なのです。

この曲がヒットしたのは1972年の夏、ビルボード誌で6週間
1位に輝いています。

残念ながら現在進行形で知る事は無くはじめて聴いたのは
ラジオ番組だったと思う。

全米トップ40で70年代の特集企画のときだから多分80年の
頭の頃の放送だった。

まあ、70年から79年までのヒット曲をチャートの成績順に発
表するという企画なんだけれど7位くらいにチャートインして
ました。10年間で7位だから大したもんでしょう。

そんなチャート上での成績を考慮しなくてもやはり名曲は名
曲です。

同特番内でDJの湯川れい子さんが順位を発表する前に歌詞
の対訳をしていたのですがこの曲の歌詞は時系列が逆さまに
なっていて解りにくいらしいのです。

そんな中、憶えているのは「今からそう遠くないある日、近くの
塔に上り、頂上から身を投げてしまおうと思った。それは悪く
ない考えのように思えた。」

いやー、重たいでしょ、これ。実際にどんな歌詞なのか興味が
あって翻訳サイトでで読んでみたんだけど内容は結婚式で新
婦が来ない(結婚詐欺にあった?)男の人を歌っているみたい。

曲を聴くと「えー、そんな歌詞なの」て言う感じですねえ。

念のため複数のサイトを回ってみましたがやはりそんな対訳
ですね。

でも納得が出来ないのがこの曲の名曲たる所以で、実際には
単純に結婚詐欺にあった男の話なのかもしれないのだけれど、
2番、3番の歌詞を深読みして実はもっと深遠なテーマが隠さ
れているように思えちゃうんですねえ。

そこがこの曲の凄いところだと思います。まあ、百聞は一聴に
しかず(?)って言うじゃないですか。

一度聴いてみる事をお勧めします。心の隙間を生めることが出
来るかもしれません・・・。

ベスト・オブ・ギルバート・オサリバン
ビクターエンタテインメント
2001-05-23
ギルバート・オサリバン

ユーザレビュー:
ギルバート・オサリバ ...
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この記事へのコメント

2010年01月26日 07:51
お。o☆オヒサ(P∀`q。)ヒサ☆o。し振りです。
「アローン・アゲイン」とあって、やって参りました。

私は、リアルタイムで聴いてましたよ。NHKのFMからでしたけど。朴訥とした感じが何とも言えない良さを
覚えています。

最近、テレビのBGMでも使われていますね。テレビ局の人って、最近ひどく無造作だと思います。
不思議の音楽館の記事で、改めて曲の重さを分かったような気がします。また、このような記事読みたいですね。
2010年01月27日 23:14
ご無沙汰しております。
恐妻家のミック様♪
コメント有り難うございます。

今回はちょっとリアルと言うかシリアスな
感じになってしまいました。

やはり不朽の名作を前に人は襟を正さずに
いられないものなのでしょうか(本当か?)

またミックさんのブログへも伺いたいと思
いますので今年もよろしくお願いします。
2010年02月02日 17:26
ご無沙汰しております。
この曲は好きですよ、どこか物悲しい感があるのですけど、でも優しい感じがして。
ビリージョエルやポールマッカートニーのような、日本で言えば桑田さんっぽいかなと思ってます。
2010年02月13日 23:43
こんばんは、ウッドエイトのマスター様♪
コメントをいただきながら返信が遅れました。
申し訳ありません。
この曲ですが今回取り上げてみたものの「言葉では言い尽くせない感」(なんじゃこれ?)で一杯です。
ポップであるような無いような、寂寥感が感じられるような感じられないような・・なんと言うかうまく例えられません。深読みしすぎて諦観すら感じてしまいます。

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