「ユー・ルック・トゥナイト」エルトン・ジョン

個性というのは隠しがたいものです。

例えは変かもしれませんが、五木ひろしがモノマネで他人
の歌をいかに上手く歌ったとしてもそこには五木ひろしの
味が出てしまうものです。

ちょうど栗田貫一がなにを歌っても細川たかしに聞こえて
しまうが如く・・これはちょっと違うか。

歌手には独特の歌いっぷりがあるって話なんですが代替が
利かないという点で個性が強い人ほど独特な歌いっぷりをし
ます。

洋楽にも独特の歌い方をする人はおります。エルトン・ジョン
はそんな個性的な歌い方をする一人といえましょう。

「ユー・ルック・トゥナイト」はそんなエルトン節がおおいに聴け
る曲ですがちょっとかわいそうな曲でもあります。

エルトン・ジョンの代表曲というと「キャンドル・イン・ザ・ウインド
1997」であることは多分間違いないところだと思います。

いや、異論があることは十二分に承知していますよ。

例えば「孤独な歌手、ノーマ・ジーン」と副題の付いたオリジナ
ルの方がいいとか「僕の歌は君の歌」最高とかね。

でも、世界中にエルトン・ジョンの名前を知らしめたと言う点では
ダイアナ妃の葬儀に歌われたこの曲のインパクトにはかなわな
いと思うのです。

そんな超有名曲のカップリング・ウイズというのがこの曲のイメ
ージではないでしょうか(私の中ではですが)。

本来なら新作アルバムの第1弾シングルとして華々しく登場する
はずだったのに・・あんな事件さえなければと思ってしまいます。

とは言うもののこの曲が初出の時、すなわち「キャンドル・・1997」
がマキシシングルで発売されて時には全然聴いた記憶がありません。

その後にエルトン・ジョンの2枚組みベストアルバムに収録されてい
たのを聴いて「ああ良い曲だな」と思って調べたら既にシングルで所
持していました・・ってレベルなのですからえらそうな事はいえません。

こめんなさい(一応謝っておこう)。

さて、肝心の曲ですがバラードなんだけど実に堂々とした歌いっぷり、
正にエルトン節がさく裂といった楽曲なのです。

そう、巨大なオーケストラの重厚なストリングスを配しても決して負け
ることのない歌声、これがエルトン節なんだよねえ。この形式美がエ
ルトン・ジョンのエルトン・ジョンとるゆえんだよなあと思わせます。

もしも、「キャンドル・イン・ザ・ウインド1997」を購入したもののカップ
リング曲を聴いていない人がいるとしたら大変もったいないと思います。
是非聴いてもらいたいものです。

と、ここまで書いてはみたものの時代は音楽をダウンロードする時代に
なっています。

つまり楽曲は単品で取り上げられてカップリングなんて概念は等の昔に
消え去っています。未知なる楽曲を求めて探究する時代は遠くなれにけ
り・・・なのでしょうね。

なんか寂しい気もしますが・・・。


グレイテスト・ヒッツ 1970-2002
ユニバーサルミュージック
2003-02-05
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